米国株は少しヤバくなってきたかな。

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今日(10月5日)の市場も下落をしていましたね。今年は順調に上昇をしていたのですが、S&P500は8月に1.7%の下落をすると、9月も引き続き下落の勢いが続いており、9月は4.8%も下落していました。そんな雰囲気は10月に入っても続いています。

今月も下がってしまうのかな?

出来れば今月は踏んばってもらいたいですよね

今月は、大きく下落をした次の日に持ち直していたので、そのまま回復してくれたら良かったのですが、再び下落へと進んでおり、個人的にはちょっと危ない雰囲気を感じるようになってきています。

今月の相場の動き(S&P500)

10月S&P500騰落率
2日(月)4288.390.01%上昇
3日(火)4229.451.37%下落
4日(水)4263.750.81%上昇
5日(木)4258.190.13%下落
今月合計0.69%下落

今日(6日:金曜日)に発表される雇用統計次第で相場が大きく動くかもしれないので、今日の雇用統計は非常に注目だと思います。

本日発表される雇用統計(失業率・平均時給・非農業部門雇用者数)は、日本時間の21時30分に発表されるので、米国株市場が開く前に結果が分かります。

ここで失業率が低かったり(雇用の好調)、平均時給が高かったり(インフレに繋がる)、非農業部門雇用者数が多かったり(景気が好調)、などするとFRBによる利上げを意識させる要因となりかねないので株価が下落する事になるかもしれませんね。

8月・9月と米国株市場は連続下落をしており、更に10月も下落するとなると、ちょっと相場の雰囲気(相場の転換期)が変わっていくかもしれないなと思っています。

S&P500のチャート

今月の相場も軟調で、3か月連続と下落となっていったら相場の雰囲気も弱気な状況が増えていく事になるのではないかな。そうなると、11月・12月の相場もちょっと先行きが怪しくなっていきそうですよね。

金利が高止まりを続ける状況になっていきそうな発言が増えてきているFRBにおいて、更に11月のFOMCで利上げが行われるなんて事になっていくようであれば、来年の景気に大きなブレーキを掛ける事になりそうで、景気の急減速が起こる事を意識されて株式市場が軟調な展開が続いていくかもしれません。

そうなると、せっかく今年は上昇していた米国株市場が年間を通してみてみると、結局は下落した1年間だったという事になるかもしれません。すでにダウは年初からの年間リターンが下落に転落していますからね。

さて、今後の相場がどうなるのかを左右する重要な雇用統計の発表は本日の21時30分となっています。

   

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