下落相場時によくやる行動

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昔と違って最近はネット社会が当たり前になっているので、色々な情報がすぐにネットで手に入るようになっていますね。海外のニュースもすぐにネットで検索できるようになっているし、英語が分からなくても即時翻訳が出来るようになっているので便利ですよね。

「DeepL」翻訳とか便利だよね

「DeepL」翻訳のおかげで英語の文章を読めるので助かっています

ほかにも、「investing.com」のサイトで経済指標の情報を確認したり、「CME」のサイトで政策金利の市場予測を確認出来たりと、ネットにアクセスする事で色々な情報を見る事が出来ます。

便利な世の中になっている反面、便利ゆえに気を付けないといけない事もありますよね。

今回は、そんなお話です。

目次

株式市場が急落した時

時折、株式市場は急落する事があります。理由は様々ですが、ただ単に上がり過ぎていたから調整していたり、株式市場が予測していない不測の事態により急落したり、金利の動向により株価が下がったりと、色々な理由によって株式市場はさがっている事があります。

特に、連続して株式市場が下がっていたり、大きく急落した時などは不安になってしまいますよね。誰でも相場が下落している時は、ネット上の情報を色々と探しに行ってしまう事があるのではないでしょうか?

Twitterだったり、YouTubeだったり、ブログだったりのSNSの情報を読んで落ち着こうとしている事があると思いますが、それは逆効果になる事が多いと思います。

特にツイッターなどは感情が入った意見(呟き)が多い事から、急落時などは大げさに表現している事や過度に誇張した意見が上がってくることがあります。

急落時などは、キャッシュを保有している人がここぞとばかりにキャッシュポジションを強調していたり、または早々と利益確定したことを誇っていたりと、自分よりも上手くトレードしているような情報が目に付くようになったり、更なる暴落や急落を予測して煽る意見や、相場から逃げる事を催促する意見も多数見られることから恐怖心がより一層増長します。

ネット上は多数の意見が上がりやすくなっているので、下落相場の時は悲観的な意見が多数を占めるようになります。なので、下落時にネット上の情報をみると更に大きく下げていくというような雰囲気が多くなっていきます。

ネット上の意見を参考にするのであれば

人間は大多数の意見が正しいと思えてしまうので、急落時に多くの人々が悲観的になり、保有株を手放していると自分も同じ行動を取らないといけないように感じると思います。

でも、本当にその行動は正しいのだろうか?

ネット上に答えなんて載っていません。投資の答えは自分で導き出すものです。

もしも、ネット上の意見を参考にしたいのであれば、大切なのはその人の結果ではなく、その人が答えを導き出した過程を、参考にするべきです。

運用する金額や投資している割合、その銘柄への思い入れや重要度によって投資の判断などは変わります。それなのに皆が同じ答えになるはずがないんですよね。保有している銘柄は同じかもしれませんが、だからといって皆と同じ行動を取る事が正しいという事ではないです。

想定するクセをつける

急落時などは不安になって、ネット上の情報を急いで探し漁る事があるかもしれませんが、慌てなくても落ち着いて考えればいいのだと思います。2~3日で30%も40%も下がる事はないでしょう。

もしも、数日でそこまで大暴落するような銘柄を保有していたのであれば、それはリスクを取り過ぎた銘柄選択をしているということですよね。

多分、急落時に慌ててネット上の意見を参考にしているのは、購入した銘柄が急落するかもしれないことを事前に想定しておらず、大きく下がったらどうするのかを事前に考えていなかったから慌てて対策を取ろうと思っているけど、どうしたらいいのかの判断が付かないから、皆の行動を参考にしようとしているのではないだろうか。

もちろん、投資初期の頃には色々考えが及ばない事もあるだろうから、時にはそういう他人の判断に委ねる事もあるのかもしれませんね。

そんな時は仕方がないとは思いますが、もしも事前に想定していなかったのであれば、今後はある程度は事前に想定してようにクセづけていくようにしておいた方がいいと思います。

まとめ

長期投資を志す投資家達は、購入した銘柄が大きく下がったとしても、長期的に上昇すると思っている銘柄であればホールドを続ける事が出来るのだと思っているみたいです。だからこそ購入したらガチホで充分だと思っているから、「何処まで下がったら逃げるのか」などを想定していないケースが多いです。

でも大半の長期投資家は、自分が思っているほど握力は強くないです。

投資初期の頃は、相場が荒れてきて自分が思っていたよりも大きく下がってしまった時に、どう判断していいのか分からずに、ネット上の意見を取り入れようとしてしまいがちです。そして、多数の意見が悲観的になっているのを見ているうちに恐怖心が増していき、長期投資するはずだった銘柄を手放して逃げ出してしまう事になるんですよね。

株式市場が暴落したり、自分の保有銘柄が急落した際に、ネット上の意見を探しまわっているようであれば、自分の意見や判断を持っていないという事だと思います。

もしも、急落時などにネットの意見を鵜呑みして逃げ出してしまうような行動を取りがちなのであれば、少しずつ自分なりのルールや基準を決めていく事をしていくべきだと思います。そうやって、一つ一つ自分の形を作っていく事が、将来の投資の成功へと導き出す手順なのだと思います。

投資を続けていく中で、自分なりの意見や価値観、投資感を持つようになった頃には、きっとあなたの投資資産は順調に成長していく事になっているはずです。

最後に

今回は、「下落相場時によくやる行動」についてのお話でした。

どうしても下落相場になると不安になって、色々とネット上を彷徨ってしまいますよね。でも、後から振り返ると、「どうしてあんなに焦っていたんだろう」と思う事もあります。

ゆっくりとノンビリと自分のペースで、自分なりの投資を心掛けたいですよね。

さて、今回のお話はYouTubeの方にもアップしています。動画の方がより分かりやすくなっていると思いますので、宜しければYouTubeの方もご覧くださいね。

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