次なる銘柄を探そう

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コツコツと増やしていくインデックス投資のような投資方法が王道の投資方法であり、基本的にはインデックス投資をメインに据えて長期投資をしていればいいのですが、「大きく増やしたいな~」と思っている場合はリスクを取りながら個別株にチャレンジする必要があります。

インデックスが安心だけど、時々冒険したくなるよね

10倍銘柄とかに出会えると(投資出来ると)嬉しいよね

話題になっている銘柄がついつい気になってしまうのだけれども、話題になっている銘柄はすでに大きく上昇してしまっている銘柄が多く、今までと同じような上昇力を続けていける事は少ないです。大きく上昇しているからこそ話題になっているのであって、実際に大きく上昇する銘柄の多くは話題になっていないような銘柄が多いです。

なので、大きく増やしたいと思うのであれば、比較的無名で、まだみんなの注目度が高くない銘柄を仕込んでいく事になります。その分、リスクを高くなってしまうのですが、リスクを上手く取れた時には期待以上の大きな上昇をしてくれる時もあります。

さて、では次に大きくなる可能性がある銘柄を探していくとすれば、私ならばどういった銘柄を狙ってみるのか?

私が気になっている銘柄の1つが「オーロラ・イノベーション(AUR)」です。

オーロラがどんな企業なのかというと、自動運転技術を開発している企業です。

自動運転トラックをメイン事業に、自動運転配車サービスや自動運転タクシーなどにも展開を広げていく事を想定しながら自動運転を開発しています。

自動運転を開発している企業自体は目新しいものではないと思います。皆さんが知っている自動運転を開発している企業はたくさんあると思います。テスラやウェイモ、バイドゥなどが有名ですよね。

その中で、オーロラは特に自動運転トラックに注力している企業です。多くの自動運転企業はロボタクシーや自家用車に力を入れている所が多いのですが、オーロラはトラックに力を入れています。自動運転の中ではちょっとニッチな市場といった感じなのでしょうかね。

オーロラは、クリス・アームソン氏、スターリング・アンダーソン氏、ドリュー・バグネル氏の3人が中心となって2016年に立ち上げた企業です。

CEO(最高経営責任者)のクリス・アームソン氏はグーグルの自動運転開発プロジェクトでCTO(最高技術責任者)だった方で、スターリング・アンダーソン氏はテスラの自動運転技術「オート・パイロット」の開発責任者、ドリュー・バグネル氏はウーバーの自動運転開発リーダー、とそれぞれ自動運転技術の有力企業で責任者だった方々が立ち上げた企業です。

提携している企業も業界大手を中心に幅広く提携しており、トラック製造世界大手のボルボ、世界最大手自動車メーカーのトヨタ、世界2位メガサプライヤー(グローバル自動車部品メーカー)のデンソー、世界3大輸送企業の1つであるフェデックス、宅配サービス世界1位のウーバー、世界大手メガサプライヤーおよび世界大手タイヤメーカーのコンチネンタル、米国貨物輸送大手のUSエクスプレス、と名だたる企業がオーロラを後押ししています。また、世界通販事業最大手のアマゾンからも出資を受けています。

今年にオーロラとコンチネンタルは、2027年に世界で初めて自動運転トラックシステムを量産化して販売を開始すると発表していました。

それを受けて、ボルボは量産型自動運転トラックの「Volvo VNL」を発表しており、米国市場に投入していく予定となっています。

自動運転は、いきなりすべての道路で解禁されていくという訳ではなく、高速道路などの特定の場所や地域から随時解禁となっていく事から、自家用車よりもトラックなどの同じルートを走行する車両の方が比較的導入しやすいとされています。

オーロラはトラックにおける自動運転に力を注ぎ、その分野においてスタートダッシュでシェアを握り、インフラ化していく事で大きな利益を射止める可能性があります。

自動車、部品メーカー、タイヤメーカー、配送企業、宅配サービスの世界的大手と提携を結び、多くのトラック車両にの自動運転システムを搭載していく事で使用料を徴収する事が出来ます。自動運転は走行した距離に応じて利用料が入ってくる仕組みになっており、利用する車両が増えて走行距離が増えれば増えるほど安定した収入が確保できます。

群雄割拠の自動運転業界ですが、ニッチなトラック市場に強みがあり、他社に先行してトラックの自動運転システムを量産化するオーロラは面白い存在だと思います。

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