今年の株価の想定は弱含みだけど、意外と持ち直すかもね

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先週に発表された消費者物価指数は、市場予想が前年対比 2.9%上昇だったのが実際には3.0%上昇と予想を上回っており、コア消費者物価指数も市場予想が3.1%上昇だったのが実際には3.3%上昇となっていて、インフレの広がりが想定以上に加速しているのではないかという憶測を呼びましたね。

再びインフレが加速すると困るよね

トランプ大統領の関税も実施されるとインフレがより強まりそうだね

去年まではインフレが収まりつつあった感じだったのですが、最近はインフレ抑制の進展が滞っているような感じであり、労働市場の堅調さとインフレの動向をみていると、やはりFRBも更なる追加利下げには慎重な姿勢を取らざる負えない感じとなっているみたいだね。

パウエルFRB議長も議会の公聴会において、「政策スタンスは景気抑制の度合いが以前より顕著に弱まっており、経済は強さを維持している。よって政策スタンスの調整を急ぐ必要はない」と述べており、利下げを急ぐ必要はないと改めて強調していたね。

一方で、トランプ大統領は「金利は引き下げられるべきだ。それは今後の関税と歩調を合わせることになる」と述べており、暫くは様子見を決めているFRBに対して利下げを行うべきだという圧力を掛け始めているね。

トランプ氏は経済状況や株価の動きなどを市場の評価を非常に気にするので、株価が下がるような事があれば何かしらの手を打とうとします。

前回の第1次トランプ政権の時も、景気が弱くなり始めていたけれども利下げはまだ必要ないと判断していたFRBに対して「利下げを行うべきだ」と強く圧力を掛けて、結局は予防的利下げという形で本来はまだ利下げを行う段階というほどでもないけれども、景気を維持する(下支えする)と名目でFRBは予防的利下げを実施していました。

今回も景気が悪くなってきたり、株価が大きく下がってきたりすると、「金利を下げろ」と圧力を掛けるのではないかなと思います。

でも、関税を実施してインフレが加速したのであれば自業自得だと思うので、FRBに利下げしろと圧力を掛けるのは筋違いなのではないかなとも思うのですが、そんな事はお構いなしに利下げ圧力は掛けていくのではないかなと感じます。

アナリストの想定では、今後トランプ大統領によって関税が実施される事でインフレが加速して景気が損なわれ、株価も大きく棄損する可能性があるとされています。基本的にはこのような感じで進んで行きそうだなと思うのですが、トランプ大統領の場合は、景気や株価の調子が悪くなると、急に方向転換して新たな施策を打ち出してきそうなので、意外と景気や株価も持ち直してくるのかもしれないかなと思っています。

今年の株価の調子は基本的には弱含みすると思っていますが、トランプ大統領がごり押しの剛腕で意外と持ち直している世界線もあるのかもしれないかもねとも思っています。

    

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