メガビック騒動。皆さんは、祭りに参加できましたか?私は、たまたま1口だけ買っていたのですが、わずか1口で当たるはずもなく、惨敗でした(笑)。サッカーくじのメガビック。12試合の結果を当てるくじですが、今回は4試合が中止となり、その4試合は自動的に当たり判定となるので8試合だけ当てれば1等当選となる確変モード。通常よりも246倍高い当選確率となっていました。
こういった歪みにいち早く気づく人は凄いよね
普段からアンテナを広く張っておくことは大切かもね
今回はキャリーオーバー(当選賞金の繰り越し)が58億ほどあり、普段よりも有利な状態での抽選だったので、近年稀にみるボーナスチャンスでした。結果として、1等当選が269口もあったのですが(普段は1口もあるか無いかぐらい)、1等当選金は2500万円ほどでした。当たった方はおめでとうございます。
株式市場にもボーナスチャンスがあればいいですね。
さて、8月頭の大暴落から徐々に値を戻してきた米国株市場。気が付けば、最高値水準にまで値を戻しており、順調に相場は進んでいました。安定してきたのかなと思っていたら、9月4日の米国株市場は、ダウが1.5%下落、S&P500が2.1%下落、ナスダックが3.2%下落と久しぶりに大きく下落をしていました。
9月は歴史的にみても、下落しやすい月です。もちろん、毎年下落をしているという訳ではないですが、大きな下落をしやすい月でもあります。米国株の投資格言でも有名な言葉に次のような言葉があります。
「Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.」
有名な「セル・イン・メイ(5月に売れ)」というやつですよね。
これは、「5月に売って、暫く相場を離れて、9月に相場に戻ってこい」というものです。セントレジャー・デーとは、9月の第2土曜日に開催される競馬のセントレジャー・ステークスが開催される日の事です。
不安定で下落しやすい9月に購入しておけば、その後に相場が安定して持ち直していけば安値水準で株式を仕込めることになります。なので、9月に資金を機械的に投下していく投資家もいます。
市場の想定では、米国経済がソフトランディングしていき、なおかつ利下げも順調に行われると予測しています。
その米国経済が思ったよりも失速しそうであれば、高値圏にある株式が売られる展開になってしまう可能性があります。今回は、ISM製造業購買担当者景気指数が市場予想よりも低く、景気の減速懸念があり、そのうえでアトランタ連邦準備銀行のGDPNow(GDPナウ)も市場予測の2.5%増加よりも低い2.0%増加だった事で景気減速懸念が高まっていきました。
GDPNow(GDPナウ)は、アトランタ連邦準備銀行が公表している米国のGDPのリアルタイム推計値です。本来のGDPは米国経済を確認するうえで重要な指標ですが、正式なGDPの公表はかなり遅れて発表されます。そのため、リアルタイムには確認できない事から、米国経済分析局が使用する手法と同様の手法を用いてGDP成長率を推計することで、発表前のGDPを推測していく手法となっています。
過去には、2015年の景気減速を予測したり、2023年の第3四半期(7-9月期)GDPが5%前後という驚異の成長率になったこともピタリと当てました。なので、GDPナウを信頼するアナリストも多いです。
9月17日~18日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、そこで利下げが開始される事になると思いますが、それまではボラティリティの大きい相場が続くかもしれませんね。
いよいよ、9月らしい相場になってきたなと感じます。
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