10月6日(月)に、オープンAIとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が人工知能(AI)インフラ構築に関する大規模な契約を締結していましたね。オープンAIは、今後数年にわたり合計6ギガワット規模のAMD製画像処理半導体(GPU)を導入するようです。これを受けてAMDの株価は 23%もの急上昇をしていました。

AMDほどの大きな企業が23%も上昇するとビックリするね



それだけ期待感と意外感が大きかったんだろうね
AMDの株価は、一時は37%もの爆発的な上昇をするほどの急騰ぶりを見せており、終値は203.71ドルと23.7%の大幅上昇となっていました。
僅か1日で、AMDの時価総額は634億ドル(約9兆5300億円)増の3306億ドルに拡大しており、この日1日で増えた時価総額634億ドルという規模は、ドイツ銀行やアフラック、日本の企業でいうと JT や KDDI の時価総額に匹敵するほどの巨大な規模でした。大型企業1社分の時価総額分が僅か1日で上乗せされるぐらいの急上昇でしたね。
AI関連であれば何かニュースが出来ると瞬時に反応して株価が大きく上昇する。大型企業の急上昇というこういった株式市場の反応をみていると、バブルに入っているのかなと思ってしまって、少し怖い感情も出てきますよね。
そういった感情がある反面、AIが本当にこのまま社会に普及していくのであれば、AIブームはまだ序章である事には間違いなく、これからますます裾野が広がっていく事になるのであれば、市場の反応自体は何も問題なくてAI関連企業が大きく上昇したとしても、後から振り返ると正当な評価という事になります。
AIに関しては、どの企業も設備投資にガンガンとつぎ込んでいる状態で利益を上げている企業は一部だけなので、このまま収益性が乏しければバブルは大きく始める事になるのだけど、ちゃんと後から収益が付いてくれば先行投資している企業は莫大な先行者利益を取る事が出来るので、まさに今が歴史の分岐点なのかもしれませんね。
今は、流石に上がり過ぎてきて少し怖くなってきたなという感情と、AIが普及していく未来を創造すると楽しみになっている感情とが入り交じっている不思議な感じですね。とはいえ、現状では私はまだ AIが今後は本格的に普及していくという気持ちの方が大きいので、AI関連銘柄に投資を続けていくつもりです。
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