自動車の新たな進化と移動空間を支配する企業

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あと数年もすれば実用化がかなり現実的となり、試験運用だけでなく一般化へと舵を切る可能性がある自動車における自動運転。商業化においてリードしているのはグーグル傘下のウェイモ。サンフランシスコやロサンゼルスなどの一部地域においては24時間誰でも利用可能な完全無人運転サービスの提供を行っています。

日本でもウェイモの試験運転が始まっているよね

今年度中には試験的に配車サービスを行う予定だよ

AIの普及や進化もあり、自動運転へのハードルも下がりつつあります。本格的な完全無人の自動運転の普及へ弾みがついてきた感じとなってきています。ウェイモの自動運転は、基本的には現在の乗用車の形で自動運転を行っています。それとは違う形で自動運転を目指している企業もあります。

それが、アマゾン傘下のズークス(ZOOX)です。ズークスの自動運転車が他と大きく異なる点は、運転席にハンドルが無いという事です。多くの自動運転車には今でもハンドルが付いている。もちろん、自動運転で先行しているウェイモも使わないけどハンドルが付いています。

ズークスはそれを完全に取り払っており、ハンドルもなければ、ペダルもない。ドライバー用の操作装置は一切ありません。座席は内側を向き、運転席も存在しない。自動運転システムそのものがドライバーという認識で作られています。

画期的な形となっているよね

自動運転先進国の米国でも自動車安全基準は、人間がハンドルの後ろに座ることを前提に策定されています。たとえドライバーがいなくても操作装置を残していれば、既存の規制の枠内に収まりやすいという事です。しかし、ズークスはそれらを取り払い、完全に一歩も二歩も先を見据えた作りになっています。

従来までは規制のハードルが高かったが、去年に米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は「双方向走行が可能で、自動運転システムを備え、従来の運転装置を持たない」車両について、ズークスの例外申請を承認しました。

すでにラスベガスでは試験運転が行われており、誰でもズークスのアプリをダウンロードすれば無料で配車する事が出来て自動運転を試すことが出来るようになっています。現在、関係省庁や警察関係の一部承認を待っている状態であり、許可が下り次第、有料サービス(ウーバーを使った配車サービス)を開始する予定となっており、次期としては今年の夏ごろにはラスベガスで配車サービスが行われるようです。

ズークスが他の自動運転車と違って、特殊で独特な形状をしているのは、親会社であるアマゾンの意向も強く働いています。通常の自動運転車は、従来の車をベースにシステムを自動化させて自動運転車としているので、今までの車と同じ形をしています。そして、まずは人が運転席に座った状態で自動運転を行い、ある程度の信頼を得てから、人がいない状態での自動運転へと移行しています。

一方で、ズークスの場合は最初から完全に運転手を排除した形での自動運転を行っています。ゆえに、ハンドルもペダルも一切ない状態で、居住空間を最大限にとり、人が快適に過ごせる空間を作っていくという方向性で車を開発しています。

アマゾンは、基本的に試しながら中途半端な商品を出していくというよりも、完成品を一気に広げる前提で勝負する傾向にあります。なので自動運転に関しても、人が監視しながら徐々に自動運転をしていくというのではなく、全く運転する人が乗らない前提でスタートしています。

現実路線のウェイモ理想路線のズークスといった感じになっています。どちらが優れているというよりも、それぞれコンセプトが違うといった感じなんだと思います。

ズークスの車両が普及していくと、車での移動も従来の考え方とは大きく異なっていきます。皆が同じ方向を向いて座る従来の車とは違い、列車のボックス席のように向かい合って座ったり、フルフラットにして飛行機のファーストクラスのようなシートを入れる事も可能となります。

私達の移動が、ますます快適で楽しいものとなっていきそうですね。日本での導入には暫く時間が掛かりそうですが、自動運転の普及が近づいている事にワクワクしますよね。

   

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