最近の米国株市場は方向性が定まらずにフラフラしている感じがありますね。先週は、ITブームへの懸念が噴出した方で米国株市場が総崩れの展開をしており、S&P500は先週1週間で 2.0%も下落をしていました。特に、20日(木)のS&P500は1日で 1.5%も下げるなど、大きな下落幅となっていましたね。

急に、不安感が高まっていった感じだったね



投資家の疑心暗鬼に火が付いた感じだったね
ところが今週は市場の反応が一変していて、11月24日(月)の米国株市場は、S&P500が 1.5%上昇、ハイテク銘柄が中心のナスダックは 2.6%上昇となっていて先週とは打って変わって市場の雰囲気が上向きになっていました。
24日(月)に市場が大きく上昇したのは、12月のFOMCにおいて利下げが行われる可能性が高くなってきたからという事が大きいようですね。先週までは、12月の利下げについては否定的な考え方の方が優勢を占めていて、市場の想定では利下げをしない可能性が先週は 61%もあったので、それが週が変われば利上げが優勢の方向性にコロッと移りましたね。
先週の利下げされないという想定から、急に利下げが行われる可能性が高くなったというように変化したのは、米連邦準備制度理事会(FRB)の理事や米連邦銀行総裁などが相次いで利下げに肯定的な意見を述べていたことが影響していたみたいですね。
FRBのウォラー理事が米労働市場の軟化を背景に 12月のFOMC会合での利下げを支持すると発言していたり、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁がウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで 12月の利下げを支持する考えを示していたり、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁も 12月の利下げを示唆する発言をしていました。
相次いで金融市場関係者が利下げを肯定する発言をしたことによって、12月の利下げ確率は 84%となっていて、ここにきて一気に利下げをする方向性の方が高くなっています。
最近は、ちょっとしたニュースが流れるたびに市場の雰囲気がフラフラとして動きが定まらず、不安定な動きになっていますね。利下げをする確率においても、1か月前・1週間前・1日前では全然違う動きになっています。
| 市場の想定 | 1か月間 | 1週間前 | 1日前 |
|---|---|---|---|
| 利下げ確率 | 91.7% | 42.4% | 84.4% |
暫くは、利下げについての発言で株式市場が一喜一憂している展開が続きそうな感じですね。それに合わせて、相場もフラフラとしているかもしれません。
12月10日に予定されているFOMCにおいて、利下げが行われるようであれば株式市場にはプラスなので、ひとまず来月のFOMCにおいては利下げを継続して欲しいなと思っています。


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