今年もあっという間に半年が過ぎ去りましたね。米国株市場は、何だかんだとありながらも年初来騰落率は気が付けばプラスリターンになっていますよね。4月頃は大きく下がっていましたが、結局は気にせずにホールドしておけば大丈夫だったという事になります。

やはり米国株の強さが発揮されたね



ハイテク企業を中心に世界を牛耳っている企業ばかりだからね
7月に入り、ここから今年の後半戦が始まっていきます。今年の後半の米国株市場はどのような動きになっていくのだろうね。
アナリストの多くは、年末に向けて米国株市場(S&P500)は上昇していくと想定しているみたいです。ゴールドマン・サックスはS&P500が年末には 6500ポイント(約5%上昇)、ウェルズ・ファーゴは 7000ポイント(約13%上昇)すると予想しています。
調査会社による投資アドバイザーへのS&P500の年末時点の水準の想定調査においても、年末までにS&P500は上昇していると回答している方が多いという結果となっていました。
「S&P500の年末時点の想定水準」
S&P500の年末 | 20%以上の上昇 | 10%以上の上昇 | 現状と変わらず | 10%以上の下落 |
---|---|---|---|---|
想定割合 | 6% | 67% | 19% | 8% |
多くの投資家やアナリスト・アドバイザー達の想定では、今から年末にかけてS&P500は上昇していくという想定を持っているようですね。そう考えている要因の多くは、最悪期は脱したと考えているからのようです。最大の懸念とされていた関税問題なども少しづつ目途がついてきたような感じとなっていて、いずれは交渉が纏まると想定しているようです。
ちなみに、アノマリー的にも今年は上昇している可能性が高いみたいですよ。それは、米国株市場が5月・6月と連続して上昇していた場合、平均すると年末までに8.8%ほど上昇している可能性が高く、更に 1年後の場合には 14.8%も上昇している可能性が高いとされています。
通常、5月は下落している事が多く、「Sell in May and go away. But remember to come back in September(5月に売って、9月に買う)」という投資格言があるように、5月は相場が弱い時が多くて暫くは軟調な展開となっているケースが多いのです。
そんな弱い相場が多いはずの 5月・6月が連続して上昇していた場合は、投資家心理も強気になりやすく、株式市場の比較的堅調なケースが多くなるようです。
今年の米国株市場は、4月に大きく下落をしていましたが、今ではしっかりと戻ってきています。今後のこの調子を維持しつつ、年末にはアナリスト達の想定のように上昇している事を期待したいですよね。
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