週明けの月曜日(3月10日)の相場は大きく崩れる展開となっていましたね。やはりナスダックが高値から10%下落した状態になった途端にハイテク銘柄への利益確定と安全確保の為の売りが殺到してハイテク銘柄は大きく下がっていましたね。今までの上昇が大きかった銘柄ほど巻き戻しが激しかったよね。

経済や株価の雲行きが怪しくなってきたね



経済や株価の先行きに少し暗雲が立ち込めてきた感じだよね
今まで市場をけん引してきたハイテク銘柄がこぞって下落していたので、投資家達の不安心理を更に煽り、売りが売りを呼ぶ展開となっていたよね。
結局、ナスダックは1日で4%も下落するなどの大幅下落となっていて、多くの投資家が保有しているマグニフィセント・セブン(アップル、エヌビディア、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、メタ、テスラ)も総崩れとなっていたね。
特に、テスラは株式市場の環境だけでなく、テスラ車の売れ行きも良くない事も合わさって、1日で15%も暴落するほどの酷い下落に見舞われていたね。
ナスダックは高値から下落率が 13.4%となって調整局面入りとなっているので、ハイテク銘柄などは暫く弱い展開になっていきそうだね。
ダウ平均やS&P500の高値からの下落率は、ダウ平均が 6.9%下落、S&P500が 8.6%とまだ高値から 10%下落の調整局面には入っていないけれども、今まで市場をけん引してきたマグニフィセント・セブンが今後も続落していくようであれば、当然ながらダウ平均やS&P500もズルズルと下がっていってしまうので、この調子でいけばダウ平均やS&P500も調整局面入りするのも時間も問題な感じがするよね。
S&P500などが調整局面入りすると、更にもう1段階の下落へと進んでしまうので、出来ればS&P500が調整局面入りするのは踏みとどまって欲しいのだけど、最近の様子を見ているとS&P500も調整局面入りする可能性の方が高そうだよね。
トランプ大統領も議会での演説で「関税政策によって多少混乱は生じるだろうが大したことではない」と述べており、経済の復活には痛みを伴う可能性があり、調整期間がある事を認める発言をしていました。
ベッセント財務長官も、「この先はデトックスの期間になる」と発言しており、米経済は政府支出への依存を断ち切るための解毒期間が必要であり、米国経済が失速するリスクが拡大する可能性を示唆していましたね。
トランプ大統領や政府高官なども発言も重なって、米国株市場は弱気に支配されつつあり、今後の展開にも暗雲が立ち込めてきているので、私達も暫くの辛抱が必要なのかもしれませんね。
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