エヌビディアを筆頭に去年はパランティアなど AIに関連する企業が大きく株価を伸ばしていたよね。流石にかなり買い集められており、高値圏になっているかなという感じなので、次なる宝の山(次世代のエヌビディアのような銘柄)を探している投資家も多いのではないかな。

エヌビディアの成長力は凄まじいものがあったよね



期待値だけでなく、実績も爆上がりしていたから強いよね
次に大きく伸びていく銘柄も、今の AIブームと同じように AI関連銘柄から出てくるのではないかなと思っています。
というもの、AI時代は今まさに始まったばかりであり、これからどんどん発展していく事になると想定されており、エヌビディアの決算でも、これから始まる「マルチモーダル AI」、「エンタープライズ AI」、「ソブリン AI」、「物理 AI」に期待をしていました。
- 「マルチモーダル AI」
マルチモーダル AIは、複数の種類のデータを処理できるAIのことを言います。例えば、テキスト、画像、音声、動画、センサーデータなどを組み合わせてわかりやすく、処理する能力を持っています。
これらは、最近出来るような AIが増えてきましたよね。代表的な例でいえば、Chat GPT 4(テキスト+画像理解)、Google Gemini(テキスト+音声)などですよね。
今後は、秘書サービスのように音声で伝えた事を実行(動画作成、ネットショッピング、スマートホーム化)してくれる時代が普通にくるかもしれませんね。Amazonのアレクサみたいな端末がどの家庭にも当たり前のように設置されているかもしれませんね。また、医療分野における画像処理(X線画像など)を元に AIが自動的に診断するなども普通になっていきそうですね。
- 「エンタープライズ AI」
エンタープライズAIは、企業向けに最適化されたAIのことを言います。個人向けAIとは異なり、大規模な組織内で AI 技術を統合し、ビジネスの業務効率化、データ分析、意思決定の高度化を目的としています。
データ収集・分析から自動化、カスタマーサービス、リスク管理まで幅広い用途が想定されているようですね。
今後は更に進化していき、カスタマーサービス(顧客対応オペレーター)を全て AIに任せたり、データ分析によるサプライチェーンや各支店・各店舗の自動在庫最適化、金融機関などによる詐欺検出や異常取引パターンの特定による自動不当監視システムなどが全て AIに任されていきそうですね。
- 「ソブリン AI」
ソブリン AI は、国家や組織が独自に管理・運用する AIの事を言います。国家が自国のインフラ、データ、労働力、ビジネスネットワークを使用して AI を開発・制御していき、それにより国家の経済的・戦略的利益を守り、文化や言語の特異性を反映するために重要となっていきます。
すでに米国では国防省で AIプロジェクトが導入されていて、戦場から送られてくる情報や画像などのデータをもとにあらゆる状況判断を行う実践テストが行われていますね。平和的利用としては先住民の言語保存として先住民言語対応の音声 AIの開発によって、先住民言語を自動的に話す(多言語への翻訳も含む)アプリなどもあるようですね。
今後は、各国で AIによる自己防衛(サイバー攻撃など)を構築していったり、気候変動対策・エネルギー効率向上対策などへの活用が期待されているようだね。
- 「物理 AI」
物理 AIは、物理世界と連携して直接相互作用する AI システムで、ロボットや自動運転車などの自律機械がリアルタイムで環境を感知し、理解し、行動を実行するシステムの事です。ジェネレーティブ物理 AI とも呼ばれていて、空間関係や物理的行動の理解を特徴としています。
テスラのFSD(フルセルフドライビング)やウェイモの自動運転タクシーなどが一番わかりやすい例だよね。もう数年すれば、あっという間に一般社会に普及していきそうな分野だよね。
今後は、自動運転(テスラのFSD、ウェイモの自動運転)、ロボティクス(ボストン・ダイナミクスのAtlas、テスラのOptimus)、産業用ロボット(ファナックやABBの AI搭載ロボット)などがドンドンと市場に投入されていって、人々の代わりに作業や業務をこなしていく社会が訪れていくんだろうね。
最近は AIの話題が多くて AIブームのような感じだけど、まさにこれからが AI時代の本番だよね。
まだまだ AIが普及していない分野や、これから AIが搭載された製品が普及していく分野が数多くあるので、これらのどれかでスタンダードを握る事が出来た企業であれば、充分に大きく成長できると思うよ。
ニッチな市場を攻めている企業などに目を向けていると、突如大きく成長していく可能性があるかもしれないね。
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