熊野速玉大社の感想と口コミ（ウミガメ水族館と鬼ケ城も）

先日、湯の峰温泉「つぼ湯」や熊野本宮大社に行った後に熊野速玉大社にも行ってみたんだ。前回までの様子は、「湯の峰温泉のつぼ湯の感想と口コミ」や「熊野本宮大社の感想と口コミ」をみてね。熊野速玉大社は、熊野本宮大社や熊野那智大社などと同じ熊野三山の１つだよ。

熊野速玉大社は、熊野本宮大社・熊野那智大社とともに熊野三山を構成する大社だよ。神倉神社のゴトビキ岩に降臨した熊野権現を勧進するため、景行天皇の時代に社殿を造営したと伝えられているみたいだね。主祭神は熊野速玉大神（くまのはやたまのおおかみ）と熊野夫須美大神（くまのふすみのおおかみ）の夫婦神なんだ。境内には天然記念物に指定される樹齢 1000 年のナギの巨木があるんだ。

熊野本宮大社から熊野速玉大社までは、車で約１時間ぐらいで着くよ。大社の横にある駐車場はあまり広くないのだけど、すぐ横の川沿いに臨時駐車場があって、そこは広いスペースでたくさんの車を停めれるので混んでいるのであれば川沿いの臨時駐車場に行ってね。

熊野三山の中では一番小さくまとまった感じとなっているけど、熊野速玉大社の神門から先は少し広いスペースとなっていて、ゆったりとお参りする事が出来るよ。

熊野速玉大社でお参りを済ませた後は、自宅に戻ろうと思ったのだけど、まだ少し時間があったので、周辺で軽く観光が出来るような所がないかなと思って、グーグルマップで調べていたら熊野速玉大社から車で４０分ほどの場所に「鬼ケ城」という所があったので、そこに寄ってみたんだ。

その前に、少し休憩をしようと思って道の駅にも寄ったんだけど、そこの道の駅にはウミガメを買っているミニ水族館があったんだよ。

このウミガメ水族館は、外から見ると「営業しているのか？」と思うぐらい照明が暗くて、入り口のあたりの照明も暗めなので、営業していないように感じるのだけど、ちゃんと営業時間内（9時～18時）であれば、ちゃんとやっているのでビビらずに、意を決して入っていってね(笑)

入り口から入ると、中はウミガメ関連のお土産屋さんになっているんだ。

水族館といっても、入り口に書いてある名前の通りウミガメプールがある程度なのだけど、入場料は無料なのにウミガメが見れるので、近くに寄った際には訪れてみてね。

さて、ウミガメを見ながら少し休憩して、次は「鬼ケ城」へ。ここは、場所も名前も全く知らなかったのだけど、実はユネスコ世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されているだよね。荒々しい海岸線の終わりに位置する鬼ケ城は、その険しさを象徴するかのように人を圧倒する自然の造形となっているんだ。

鬼というと桃太郎が有名なのだけど、ここでは鬼と恐れられた海賊多娥丸（たがまる）を桓武天皇（737年～806年）の命を受けた坂上田村麻呂が征伐したという伝説が残っており、その伝説に基づいて「鬼ケ城」と呼ばれるようになったみたいだね。

ここから先は進むの止めました・・・。

朝から長時間にわたり車を運転して、熊野本宮大社や熊野速玉大社などに行ったりして、散々歩いているので疲れているし、元気いっぱいとは言えない時にフラフラとこんなところを歩いていると、疲れてふらついたり躓いたりと不測の事態が起こったりしたら困るので、先に進むのは止めておいたんだ。

日本にも、何かあった際には自己責任という感じのこんなスリル満点の観光スポットがあったんだね。

入り口にあった鬼さんのモニュメントからは想像できないぐらい本格的な（ハードな）海岸沿いの遊歩道だったよ。

鬼ケ城を観光したあとは、車で自宅まで戻ってきました。結局、三重県の端の方までいったので、帰るにも結構時間が掛かって疲れたよ。色々と回り過ぎたかな。

熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社の熊野三山は、頑張れば１日で回る事が出来るけれども（私は２日に分けたけど）、数日掛けてゆっくりと周囲の観光も兼ねて訪れた方がのんびりとまわれるからいいかもしれないね。

ちょっとマニアックなウミガメ水族館（ウミガメプール）や鬼ケ城なども、時間があったら訪れてみてね。