米国株ホルダーの中でも、人気上位銘柄であり、世界の時価総額ランキングでも常にトップファイブに入っているエヌビディア、アマゾン、マイクロソフト。私が保有している銘柄でもあり、それぞれの今後の想定を確認してみたよ。
エヌビディアは、いつの間にか時価総額世界1位に返り咲いているね
成長するとは思っていたけど、ここまで大きくなるとは思ってなかったよ
エヌビディアもアマゾンもマイクロソフトも、今後の成長性が期待されていて、株価はすでにかなり上昇していますが、まだ上昇の余地はあるのかを業績予測などを確認しながらみていこうかなと思うよ。
まずは、この3つの銘柄の予想PERを確認してみようかな。
「エヌビディア・アマゾン・マイクロソフト:予想PER」
銘柄 | 現在のPER | 2025年予想PER | 2026年予想PER | 2027年予想PER |
---|---|---|---|---|
エヌビディア | 69.31倍 | 36.36倍 | 30.76倍 | 28.94倍 |
アマゾン | 44.48倍 | 34.05倍 | 27.79倍 | 23.03倍 |
マイクロソフト | 34.83倍 | 28.01倍 | 23.75倍 | 21.02倍 |
エヌビディアの現在のPERは69倍とかなり高い数値となっているけれども、その後も業績は向上していくので、来年や再来年の予想PERでみると30倍程度になるみたいだね。順調に想定されているような業績を上げていけるのであれば許容範囲な感じだと思うかな。
アマゾンに関しても、現在のPERは44倍となかなかの高い数値になっているけれども、こちらの方も来年・再来年の業績が右肩上がりの想定なので来年・再来年の予想PERが20倍~30倍ぐらいになっている感じだね。3年先の予想PERになると20倍前半になってくるね。
マイクロソフトは、比較的穏やかな感じで推移していて、現在のPERでも34倍ぐらいで、来年の予想PERではすでに20倍台になっているね。再来年以降は20倍前半の予想PERになっているんだな。
エヌビディアは、今までは業績がガンガンと上がっていたので、高い実績PER(TTM)や高い株価になっていても、翌年の予想PERでみると、20倍ぐらいにまで下がっていたけど、さすがにそろそろペースダウンしてきたね。今後は業績も大きく伸びていくという感じではなく、それなりに伸びていくといった感じになっていくだろうから、今までのような株価の上昇は期待しない方がいいかな。
それでも、市場の想定通りに業績を上げていくことが出来るのであれば(業績の向上が2~3年程度ではなく5~6年ほどは続くと仮定するのであれば)、緩やかに右肩上がりに株価は上昇していく感じかな。
アマゾンは、最近の業績が好調なので期待値が高くなっている感じがするね。成長性が期待されているクラウド部門だけでなく、通販部門(北米部門や国際部門)が今後も順調に伸びていくのであれば更なる業績の向上も期待できるので、北米部門や国際部門次第といった感じがするかな。
マイクロソフトは、派手さがないけれども安定している感じだよね。現在のPERも成長株とすれば高いというほどでもないし、今後も大幅な業績の上昇があるというよりも、コンスタントに業績を伸ばしていくといった感じなので、株価も大幅上昇は見込みづらいけれども、ジリジリと伸びていくといった感じかな。
3社とも、AIブームのど真ん中銘柄なので、AIが大きく普及していくのであれば更に業績も伸びていく可能性もあり、楽しみな銘柄でもあると言えるかな。反面、AIブームが尻すぼみで終わってしまったら、ガラガラと音を立てて崩れていく可能性があるけれども、現状ではそこまで心配する必要はないと思うかな。
様々な業務において自動化が進んで行く事を考慮すれば、5年~10年ぐらいは安定した成長を見込めそうなので、これらの王道銘柄であれば、比較的安心して保有しておけそうだなと感じるよ。
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