マイナーな投資先を避けた方がいい理由

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好調な続く米国株市場。ダウ平均やS&P500、ナスダックともに史上最高値(14日時点)を更新していたね。リセッションは何処に行ったのだろう?と思うぐらいに経済も底堅く、失速する気配が見えないまま今年度が終了しそうな感じになってきたね。

このままの勢いを保てば二桁上昇は確実だね

S&P500は、年間20%以上の上昇になりそうだね

好調な米国株市場につられて、多くの投資家のパフォーマンスも好調を維持しているのではないかな。さて、そんな好調な市場環境の中で、残念なニュースもあったね。

それが、PayPayアセットマネジメント株式会社が2025年9月末を目途に事業を終了するというニュースだよね。投資信託を運用して提供している企業が事業を終了するという投資家にとっては困った事態となっているんだな。

PayPayアセットマネジメントが販売していた投資信託については、運用商品によって「繰上償還」になるか「他社に運用会社を変更」することになるんだ。

「繰上償還」になると、PayPayアセットマネジメントが定めた日に投資信託の運用は終了となって保有する事が出来なくなるので、保有していればその時点で強制的に解約処置になってしまうんだな。なので、運用終了までに自分のタイミングで解約しておくか、繰上償還日に強制解約になるか、となるんだよね。

投資信託(特にインデックスファンド)なんて基本的には長期運用するつもりで購入している投資家が大半なのだから、時期を決められて勝手に運用が終了すると困るよね。例えば、損失が出ている場合であれば長期的に保有して回復するのを待っていようと思っても繰上償還になるとそれが出来なくなるし、逆に利益が出ていても繰上償還になるといったん利益確定しないといけないので税金を取られてしまうので長期運用するなら損だよね。

繰上償還になる「PayPay投信 米国インデックス」は、投資家に大人気の「eMAXIS Slim米国株式」と同じ感じのインデックスファンドで、「eMAXIS Slim米国株式」よりも信託報酬(運用管理費用)が安いので、「PayPay投信 米国インデックス」を購入していた人もいるんじゃないかな。

一番困るのは、「PayPay投信 米国インデックス」などをNISA口座で保有している投資家だよね。せっかく非課税口座で長期運用しようと思って購入したのに、繰上償還になると強制的に売らないといけないよね。NISA口座の枠(非課税枠)はいったん売却すると翌年まで枠は戻らないし、非課税枠が戻るといっても戻る非課税枠は購入価格(簿価)だけだからね。

「PayPay投信 米国インデックス」は、2022年に販売が開始された比較的新しい投資信託なのに、わずか2年ほどで繰上償還になるなんて多くの投資家は思ってもみなかった事態だと思うよ。

PayPayアセットマネジメント株式会社が事業を終了する理由は、運用資産の拡大が計画通りには進まず、業績低迷が続いて、お客さまに最良の資産運用サービスを持続的に提供することが難しいと判断したという事らしいのですが、つまりは投資信託への資金が集まらなかったから事業を終了するという事だよね。

こういうのを見るたびに思うのは、投資信託はメジャーなところにしておく方がいいよね。いくら信託報酬(運用管理費用)が安いからといっても、マイナーなインデックスファンドに入れて繰上償還になってしまったら元も子もないんだな。

インデックスファンドなどは、出来るだけ信託報酬が安いものを選んだ方がいいのだけど、あまりにマイナーな運用会社は選ばない方がいいよね。信託報酬が安いといっても、ほんの誤差の範囲程度の差なんだから、基本的にはメジャーな投資信託を選んだ方がいいよね。

米国株インデックスファンドであれば、「eMAXIS Slim米国株式」を選んでおけばいいと思うよ。

    

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