年末まで上昇する株価

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米国では高い政策金利を続けている事によって、米国経済が疲労していき、その影響で景気の減速や雇用状況の悪化が引き起こされると言われていたよね。それなのに、ふたを開けてみれば米国経済は底堅く、労働状況も悪化していないという状態となっていて、大幅利下げが続くと想定していた市場も手のひら返しのように予想を覆しているね。

11月と12月のFOMCは、どちらも0.25%の利下げになりそうだね

それどころか利下げをいったん中止するのではないかという推測もあるね

基本的には、0.25%の利下げを続けていくのがメインシナリオになっているのだけど、来月のFOMCにおいて利下げをしないと想定している確率が 15%もあって、以前まではなかった「利下げをしない」という選択肢が急浮上してきたんだな。

利下げをするほど米国経済も衰えていないし、労働状況も悪化していないという事であれば、喜ばしい事でもあるのだけど、あまりにも長く高金利を維持してしまって急に景気悪化に繋がっていくのも怖いので、ゆっくりとでもいいので利下げが継続してくれるといいなと思うかな。

最新の予測では、底堅い経済状況と衰えない雇用状態を反映して、米国株市場はジリジリと右肩上がりで上昇していくという有難い想定が増えてきたようだね。

ゴールドマンサックスは、今後1年間にリセッションを引き起こす確率を、従来の25%から15%に引き下げたみたいなんだ。リセッションの確率が15%というのは、長期的な平均値と同じ水準となので、それほどリセッションを警戒する必要はないという事みたいだね。

また、年末までにS&P500は現在の5695ポイントから6150ポイントへと約8%程度上昇していくと想定していて、今後1年間では6300ポイントとなり、約10%程度の上昇を見込んでいるみたいなんだ。

各社が今後の株価の想定を上方修正していく中で、不安材料をあげるとするならば、やはりイスラエルとイランの問題だよね。イスラエルがどの程度の反撃を行うかで中東の緊迫度合いが更に高まってしまうので、その辺りへの警戒は必要になってくるのかもしれないね。

イスラエルがイランへミサイル攻撃をするのは避けられないと思われるので、出来るだけ原子力施設や石油施設などへの攻撃を控えるように欧米が圧力を掛けて欲しいよね。

中東問題の混乱が更に深刻化しなければ、年末までS&P500などの動きは好調をキープしていそうな感じなので、年末まで政治も国際情勢も株価も穏やかな動きになっていてほしいよね。  

    

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