自民党総裁選は、石破氏が勝利した事で日本の総理総裁は石破氏になる事になりましたね。この決定に反応して日本株市場の先物取引では前日比2457円安の6.7%下落と大幅下落となっていたね。円高も進行して、144円台だったのが一気に142円台にまで進んだんだな。
投資家たちは石破氏になった事で不安が高まっているね
石破氏は金融所得課税強化を打ち出しているからね
金融所得への課税強化(株式の利益に掛かる20%の税率が30%などへ引き上げ)や、それが更に進んで金融資産課税などにならないように祈るばかりだよね。
さて、9月もそろそろ終わりに近づいてきたので、恒例の3か月おきに実施している投資資産の確認をしていこうかな。
今年1年間の私の投資資産の損益と保有株の状況
今年1年間での私の投資資産を確認してみよう。
2023年12月27日時点 → 2024年9月27日時点
S&P500(+20.0%)
4781.58 → 5738.17
NYダウ工業(+12.3%)
37656.52 → 42313.00
ハンセン指数「香港市場」(+24.1%)
16624.84 → 20632.30
よしぞう資産 (+12.5%)
113,974,068円 → 128,294,831円
ちなみに、前回集計した6月末はこんな感じでした ↓↓↓
米国株市場は依然として好調をキープしていますよね。8月上旬や9月上旬などに一時的に大きく下落する場面もあったのですが、結局は持ち直しており、年初来高値圏を叩き出している状態となっているんだな。
一方で、中国株の指数であるハンセン指数はS&P500の上昇率を抜いて、24.1%の上昇と大きく伸びています。今年も大きく出遅れていた中国株ですが、ここにきて急に復活してきており、今までの出遅れを取り戻すかのような急上昇をしているよね。
さて、私の資産はというと、好調な米国株市場や中国株市場と比べるとイマイチなパフォーマンスだったよ。年初からの上昇率では辛うじてダウ平均と同じぐらいなんだけど、勢いは衰えているよね。
年初の時点でのドル円相場が、1ドル141円台だったのですが今は1ドル144円台となっていて為替レートが年始の頃の水準に戻ってきたので、今までの為替差益(円安効果)で円換算したら増えていた投資資産のパフォーマンスが剥がれ落ちてしまった感じだよね。今後、更に円高に振れていくとパフォーマンスはますます悪くなりそうなので、困ったものなんだな。
6月末~9月末までの第3四半期の状況
では、6月末~9月末までの第3四半期の状態をみてみましょう。
2023年6月27日時点 → 2024年9月27日時点
S&P500(+4.7%)
5477.90 → 5738.17
NYダウ工業(+8.1%)
39127.80 → 42313.00
ハンセン指数「香港市場」(+16.2%)
17745.90 → 20623.30
よしぞう資産 (-6.0%)
136,500,195円 → 128,294,831円
第3四半期(6月末~9月末)は、S&P500はまずまずの成績を残している感じだな。今まではのんびりとした上昇ペースだったダウ平均の上昇ペースが上がってきてS&P500のパフォーマンスよりも高くなっているね。今期はハイテク銘柄よりもディフェンシブな銘柄の方がパフォーマンスが良かったみたいだな。
一方で、ここ数年は絶不調だった中国株は、突然大復活を遂げていて、わずか3か月で16.2%の上昇と大幅な上昇を叩き出しているんだな。中国政府の積極的な支援策が市場の好感を誘って、一気に上昇基調になっていったね。
さて、私の資産はというと、指数とは正反対にマイナスリターンとなっているんだな。これは為替レートの影響が大きくて、この3か月で9.6%も円高に振れているので(160.62円から144.07円へ)、円換算した私の投資資産は大きく減少する結果となったんだよね。ただ、それでも6.0%程度のマイナスリターンに抑えられているのは、米国市場が上昇していたからであって、好調な米国株に感謝だよね。
6月末~9月末の売買状況
さて、6月末~9月末の間では、定期的な積立NISA(毎月10万円の積立)以外に、NISA口座の成長投資枠(1人年間240万円)のうちで、まだ残っていた枠を埋めておいたんだ。
マイクロソフト 81万円
アマゾン 64万円
エヌビディア 7万円
eMAXIS Slim米国株式 35万円
NISA口座については、新規に資金を入れていくのではなく、既存の保有株を売却してNISA口座に入れ替えていく事にしているので、保有株の状況が変わるわけではないのだよ。特定口座からNISA口座に移し替えたという感じだね。
現在のポジションと保有株のリターン
現在のポジションはこんな感じです。
「保有株の割合(保有金額)」
(キャッシュは外貨建てMMFを含みます)
S&P500投資信託 35.9%(4609万円)
アマゾン 16.2%(2074万円)
2621:長期米国債ETF 15.3%(1961万円)
EDV:米国長期債券ETF 10.6%(1353万円)
マイクロソフト 9.7%(1241万円)
エヌビディア 2.3% (300万円)
TMF:3倍米国長期債ETF 1.6% (202万円)
投資用キャッシュ 8.5% (1086万円)
「保有株のリターン(平均購入単価)」
S&P500投資信託 75.0%上昇(17240.08円)
アマゾン 71.3%上昇(112.44ドル)
マイクロソフト 60.3%上昇(283.62ドル)
エヌビディア 43.2%上昇(80.34ドル)
TMF 12.7%上昇(49.69ドル)
EDV 3.3%上昇(78.54ドル)
2621 1.5%減少(1310.74円)
現在の状況と今後の見通し
ここにきて、為替差益の逆噴射にやられていますね。今までは円安が進行していたので、円換算した投資資産は何もしなくても増えていく状態だったのですが、一気に円高に振れてきたので、逆に何もしなくても投資資産が減っていく展開となっているんだな。
今後も円高が進んでいくと思えるので、当面は厳しい状況が続く感じだよね。今期(6月末~9月末)はまだ米国株が上昇していたので投資資産の減少は幾分マシだったけど、今後にもしも米国株が下がっていくようであれば、円高+株安のダブルパンチを受けて大変厳しい状況に追い込まれそうだよね。
一応、そういう時のための保険として米国株長期債券ETFに投資をしているのだけど、思ったよりも米国長期債(米国10年国債)の金利が下がらずに、米国株長期債券ETFも苦戦気味なんだな。ただ、それでも米国株長期債券ETFに投資している分に関しては、円高+株安になった時には他の保有株よりは下落幅も少ないだろうし、逆に上昇する時もあるだろうから、下落幅を縮めてくれる材料にはなると思うんだよね。
暫くは、投資資産のパフォーマンスは低迷していきそうなんだけど、米国経済にはリセッションに陥らずに、順調に米国株市場が伸びていくれる事で投資資産のパフォーマンスが向上してくれるように願っているんだな。
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