米国の長期金利が上昇した事でドル円相場も円安ドル高に振れてしまい、ドル円相場は1ドル153円台を突破していました。34年ぶりの円安水準となっており、あまりに円安が行き過ぎると日銀が為替介入に入るかもしれませんね。
1年前は、1ドル130円台だったのにね
ちょっと円安に振れ過ぎている気もするけどね
円安に振れているという事は、海外資産を売却して円に戻すと以前よりも多くの円に換える事が出来るという事になります。
例えば、1万ドルを1ドル130円の時に円に戻すと 130万円となりますが、同じ1万ドルを1ドル150円の時に円に戻すと150万円になるので、その差は20万円もの大きな金額の差になります。
海外資産を円に戻すのであれば、円安の時に戻すほうが有利になります。
という事で、中国株のアリババを売却する事にしました。
(注)株数が間違っているね。1300株が正しい売却株数です。
旧NISA口座で2年連続でアリババを夫婦そろって購入しており、合計購入金額は440万円だったので58%も減少しているという大暴落となっています。半分ほど吹っ飛んだ感じですね。さらに怖いのは、アリババの平均購入単価は250香港ドルなので、単純に株価だけだと70%も減少しているんですよね。
円安でよかったよ~
NISA口座なので税金がかからないというメリットがあるのですが、大損しているので非課税のメリットが生かせないどころか、NISA口座なので損益通算もできないので、ただ単に大損しただけで終わってしまいました。
NISA口座であまりリスクを取り過ぎてはいけないという良い教訓です・・・
今年のアリババについては、決算発表の際に経営陣が「2024年は投資に力を入れる年となり、ネット通販事業やクラウド事業などの中核事業への投資を拡大する方針であり、利益率は低下するだろう」と発言していたことから、業績はイマイチの状況が続いていくと思います。
なので、今年のアリババは株価が上昇したとしてもそれほど大きくは上がらないのではないかなと思っています。
それであれば、円安がピークに近いと思える水準で売却してしまったほうがいいかなと思って、今回はアリババを売却しました。その資金を他の銘柄に振り分けているほうがパフォーマンス的にも気持ち的にもいいかなと思えたという事です。
さて、ポートフォリオの中では長らくお荷物だったアリババをようやく処分して、少し身軽になったので、新たな企業への投資をしながら少しずつアリババで被った損失を取り戻していくことができたらいいなと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
よしぞうさん
いつも楽しく拝見させていただいております。
アリババ売却ナイスでした。
小生もZMを100万程下がり始めた時に遊び
で買いましたが、今は1/3になりました。
さすがに30万では他に投資する資金にしても
少なすぎてその気になれないので、戒めとして
一生口座に残しておくつもりです(汗)。
こんばんは、スタッフーさん。
いつもブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
値動きの激しい株は、どこかで見切りをつけないと、いつまでもズルズルと行ってしまうことがあるから怖いですよね。
復活してくれればいいのですが、低空飛行のままの銘柄もあったりするので、見極めが必要なのですが、ついつい「いつか上がるかも」と思ってしまって、手痛いダメージを受けることがあります。
なかなか思い通りにはいかないものですよね。