今月の米国株市場は絶好調が続いていますね。これで4週間連続の上昇となっており、今のところ今月のS&P500の騰落率は8.7%の上昇とかなり大きく上昇しています。
今月は上昇して終われそうだね
今月だけでなく、今年の相場は上昇で終れそうですよね
絶好調な相場が続いていますが、さて今週も上昇して終わる事が出来るのでしょうか?果たして、5週間連続上昇となるのか、注目の11月最終週がスタートしました。
米国は、感謝祭が終わりホリデーシーズンに突入しました。年末商戦に勢いをつける事が出来るかどうかは、感謝祭翌日の「ブラックフライデー」やその次の「サイバーマンデー」での盛り上がり具合によって、米国の消費者の動向や景気の動向が図れるため、これらの結果が非常に注目されています。
感謝祭当日の消費支出額は56億ドル(約8370億円)となっており、前年対比で5.5%の増加と伸びています。特にオンラインでの消費額が伸びているようで、ネットショッピングなどは好調だったみたいですね。
ブラックフライデーの消費額の伸び率の予想は 5.7%の増加となっており、96億ドル(約1兆4400億円)と想定されています。
消費額の伸び率自体は前年を上回っているのですが、コロナの前は平均で二桁台の伸び率が多かった事から、従来と比較すると伸び悩んでいると受け止められる可能性があります。そうなると、消費関連銘柄の業績は想定よりも伸び悩むかもしれませんね。
今週も、ケースシラー住宅価格指数やコンファレンスボード消費者信頼感指数、個人消費支出価格指数、ISM製造業購買担当者景気指数などの経済指標の発表があり、これらの発表の中で米国経済の堅調さが示されるようであれば、下がっていた長期金利などが再び上昇する可能性があるため、そうなると米国株式には逆風となる事から、これらの経済指標にも注目したいですね。
ひとまず今のところは、インフレも落ち着きつつあり、利上げも終了したと想定されている事から、株価も堅調な動きが続いており、年末に向けてジリジリと株価は上向いていく可能性が高く、最終的には今年の相場は大幅上昇で終わりそうな感じですね。
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