投資の世界では、投資で失敗する事に対して嘲笑(ちょうしょう)する方々も存在しており、投資で失敗することはダメな事なんだとイメージがあるかもしれません。
他人の失敗を面白おかしく笑う人いるよね
他の方の失敗談はとても参考になり、役立つ事だと思うけどね
SNSや投資ブログなどで、失敗したり・判断を間違えてしまった事などを書いていたりすると、馬鹿にされたり、罵られたりすることもあります。特にSNSでは、損失を出したり・損切りをしたりすると強く批判される事もあったりします。投資に失敗する事に対して、非常に厳しく、強い指摘をする方々も一定数おられます。
しかしながら、投資において全戦全勝はありえません。
そして、失敗の可能性を飲み込んででも投資することもあります。失敗する可能性があるからこそ、その代償として報酬を受け取る事も可能となるのだと思います。
分かりやすくいえば、リスクを高く取ればリターンは高くなる可能性もありますが、当然ながら損失を被る可能性は高くなります。
逆にリスクを低く取れば、リターンは低くなりますが安定的なリターンを得ることが出来る可能性は高まり、大きく失敗する事は少なくなるでしょう。
何事もチャレンジしなければ、対価は得ることはできません。失敗を恐れて、何もしなければ、現状は変わりません。
ただし、チャレンジをすれば、現状が必ず変わるとは限りません。失敗すれば現状よりも悪化する可能性もあるし、それであれば何もしない方がマシだと感じるのかもしれません。
しかしながら、そういったリスクを考慮しても現状を打破したいのであれば、失敗を恐れずにチャレンジする価値があるのではないでしょうか。
成長株への投資も同じようなことだと思います。
資産の構築に大きな変化を望まずに安定的に行きたいのであれば、全く必要のない投資方法です。通常は、インデックス投資だけで充分です。個別株投資をあえてする必要はないし、ましてや成長株に投資をする事も本来であれば必要ない事だと思います。
それでも、資産の構築に変化を求めたいのであれば、失敗する可能性をも飲み込んで、リスクという代償を払う対価に報酬を受け取る可能性に賭ける事を選択するという事もアリだと思います。
資産を大きく増やしたいのならば、その対価として大きなリスクを引き受ける必要があるんです。
この世は何事も等価交換なんだと思います。
- 会社で高い給料をもらいたければ、責任という対価を引き受けないといけません。
- 有名(芸能人)になりたければ、プライベートという対価を犠牲にしなければなりません。
- 家庭を持てば、自分の時間をいう対価を譲渡させないといけません。
- インデックス投資で資産を増やすならば、時間という対価を我慢しなければいけません。
- グロース株で爆益を目指すなら、爆損のリスクという対価を覚悟しないといけません。
失敗の可能性を覚悟するからこそ、その代償を受け取る権利がある。成長株投資とは、そんなものだと思います。
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