米国とイランが対話を行う可能性が高まってきたようですね。とはいえ、パキスタンで協議をするかもしれないという段階であり、協議をしたとしても両国間の主張がそれぞれ大きく異なる事から難航しそうな状況です。米国側は、在日米軍から海兵隊を派遣しており、米国本土からも海兵隊を派遣しています。更に、米陸軍の精鋭部隊である第82空挺師団の旅団戦闘団も中東に派遣するようです。

対話を模索しながらも、力で殴る準備も怠らないね



いざとなれば力で押し切ろうとするのが米国の怖い所だよね
26日にも行われる可能性が指摘されている米国とイランの協議では、イランのガリバフ国会議長と米国のバンス米副大統領、ルビオ米国務長官などが会談するとされています。そこで両国の主張を取りまとめながら1か月ほどの停戦を模索しているようです。
上手くお互いが折り合えればいいのですが、破談した場合には米国は力で押し切ろうとするかもしれません。そのために、現在派遣している在日米軍からの海兵隊と米国本土からの海兵隊に加えて、第82空挺師団の旅団戦闘団も投入しようとしています。
第82空挺師団は、世界のどこへでも18時間以内に展開できるよう設計・訓練された即応部隊で、奇襲作戦の実施や飛行場などの重要拠点の確保を任務としている。米国軍における戦争のプロです。過去にも何度も実戦における初動部隊として投入されおり、戦争の開幕要員とされています。
イランのおける経済の要と言われているカーグ島という拠点があります。経済の生命線そのものに近い超重要拠点であり、国家収入の中枢レベルだと言われています。原油の集約地であり、イラン全土の原油パイプラインがカーグ島へと繋がっており、イランの原油輸出の9割ほどがカーグ島を経由していきます。
米国が次に狙う可能性が指摘されているのが、このカーグ島です。ここを抑えるとイランの外貨収入がほぼ途絶える事になり、イランの国家収入が激減してイラン経済に大ダメージを与える事になります。
実際に、米国がカーグ島を占領しようと思えば出来るのかというと、現在の状況であれば比較的容易に占領できると想定されています。ただし、一時的な占領は簡単でも長期間の維持は難しいとされています。
カーグ島にいるイラン側の守備兵を追い出して、米軍がカーグ島に乗り込むこと自体は難しくなく比較的容易に行う事が出来ます。ただ、イラン側も当然ながら必死に奪還を目指して反撃してきます。カーグ島はイラン本土に非常に近く(数十キロ程度)、巡航ミサイルや短距離弾道ミサイルだけでなく自爆ドローンなども容易に届きます。カーグ島は小さな島であるため逃げ場も少なく、大量のドローンやミサイルでの飽和攻撃(同時一斉攻撃)も容易に行えます。
そのため、占拠すること自体は容易でも、それを維持する事は難しく、イラン側の攻撃が続けば守る側の米国兵士への損害(犠牲)も大きく、なかなか厳しい防衛線になりかねないです。
また、カーグ島を占領してしまうとイラン側は当然ながら強い反発を行うので、カーグ島への攻撃だけでなく、湾岸諸国への攻撃も激しさを増す可能性が高いです。そうなると、世界経済および株式市場は大きなパニックになるかもしれません。
カーグ島の占領は、イランへ大きなダメージとなる反面、米国側にとっても展開する兵士の損傷が激しくなり、株式市場の下落も引き起こすため、諸刃の剣だと言われています。
まずは、近日中に行われる米国とイランの協議次第ですが、次の一手が今後の展開に大きな影響を与える可能性が高くなってきたようです。


コメント