一時よりは落ち着きを取り戻した米国株式市場。とはいえ、安定しているというよりも不安定なまま硬直状態になっているといった感じだろうか。今後の展開次第ではまだ下げる可能性もあるし、戻っていく可能性もあるし、混沌としている状況で先が見通せないといったところかな。

今は耐えているけど、何かのきっかけで崩れたら怖いね



ジリジリと下がる展開になるのも嫌だよね
今、一番問題視されているのは原油高だよね。1バレル100ドルを越えたり、90ドルに戻ったりと、状況によって上下動を繰り返しているけど、これもイランの対応次第では更に上がっていく可能性もあるから怖いよね。
現在は、イランと親交の深いインドやパキスタン、中国、トルコなどのタンカーはイランが攻撃しないと言っているので通過できる可能性が高いが、それ以外の国に対しては安全を保障しておらず、通行する際に攻撃を受ける可能性が高いです。
そのため、イランのホルムズ海峡封鎖が長期化すれば、原油価格は150ドルを超えてくるとされています。悪い方の想定(シナリオ)では200ドルに達する可能性も言われており、そうなると現在の2倍の価格になってしまいます。
世界的に原油高が続くと、自前で石油を確保できている米国も物価高の影響を受ける事になります。そうなると、2月の雇用統計が予想を下回るなど雇用市場の減速がみられている米国においては、景気が悪いのに物価が高くなるスタグフレーションに陥る危険性が出てきてしまいます。
こうなってくると、FRBも政策金利を動かすことが難しくなっていき、景気悪化が起これば通常であれば利下げを行う事になるのですが、物価高でインフレになっていれば、簡単に利下げを行う事も難しくなってしまうので、金利のかじ取りが非常に困難になってしまいます。
現状では、今年の利下げ想定は年1回を市場関係者は想定しているみたいですが、インフレに振れてしまうと利下げ自体が行われない事になり、利下げ回数0回となると株式市場が軟調になる要因にもなってしまいます。
去年あたりからは、せっかく景気が回復しそうな兆しが見えていた米国経済ですが、ここにきて景気の回復どころかスタグフレーションの可能性が浮上してきたのは困った事ですね。
色々と問題がありながらも意外と底堅い景気が続いていた米国ですが、そろそろ正念場に差し掛かってきた感じですね。


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